
今回はダイアデムの人気ラケットNOVAについて書いていくよ!
3月の日本上陸・発売開始以来、好調のテニスブランドダイアデム。
今回はそのダイアデムの中でも人気no.1のラケットNOVA(ノバ)。そのスペックや特徴を少し細かく触れて書いていきます。
ダイアデムを気になっている人はぜひチェックしてみて下さい。
DIADEM NOVA(ダイアデム ノバ)とは?

2020年3月にブランドの日本上陸と共に・正式に販売スタートをしたダイアデムのノバ。
エレベートとは対照的にブラックを基調としたデザインで100inch²・300gと一般的になじみのあるスペックになっている。
実は2020年モデル以前にもノバはアメリカでは売りだされており、日本でも流通していました。
なので今回紹介するノバは2代目にあたります。
DIADEM NOVA(ダイアデム ノバ)スペック詳細
メーカー | ダイアデム |
---|---|
品名 | NOVA100 |
フェイス面積 | 100平方インチ |
フレーム厚 | 23.5mm |
長さ | 27inch |
平均重量 | 平均300g |
バランス | 平均320mm |
グリップサイズ | G1/G2/G3 |
ストリングパターン | 16×19 |
RA値 | 69 |
機能 | FS システム インパクト・シールド HMTカーボン |
発売 | 2020年3月 |
プロが作ったブランド、アメリカ生まれという事でトーナメントプレーヤー向けの難しいラケットなのかな?
と思いきや、ノバはおなじみのフェイスサイズ100inch²・重量300gの使い易いスペックです。
黄金スペックに一応分類されるのでしょうか…
最近各メーカー必ず用意している100inch²・300gですが、さらに細分化するとフレームのサイドの厚さやバランス・ストリングパターン・それぞれのメーカーにより機能や味付けが違うので数値が似てても、実は使いやすさはやはり別物です。
では黄金スペックの中でもどんな特徴があるのか?
着目するのはフレーム厚?
他メーカーから多く出ている100inch²・300gのラケット。
代表的なのはバボラのピュアドライブですね。
ノバはピュアドライブよりもフレーム厚23.5㎜と薄く設計され、ボールの飛びは100inch²・300gカテゴリの中でも少し控えめなのかな?と考えられます。
ノバのスペックを見る限り、数値はHEADのジョコビッチ選手でおなじみのスピードのMPに似ています。
スピード:フレーム厚が23㎜・バランス320㎜
ノバ:フレーム厚23.5㎜・バランス320㎜
ラケットのデザイン細部

カラーはブラックがベースで2時・8時方向にデザインが入っています。
使っている人によると「ショットがどこに来るか分かりづらい」と言われたらしいです。
フェデラーも真っ黒にしたのはそういう理由!?

シルバーとダイアデムのイメージからティール(ブルー)の稲妻のようなデザインが入っている。
ちょっとミズノとかのソフトテニスのラケットを思い出しました。

2時方向にも同様のデザイン。
バンパーはブランドロゴと斜め格子柄

NOVAのロゴがサイドに記載
最近はラケットの種類ごとにロゴがあるのが多いですね。

グリップにはダイアデムロゴ
このロゴはダイア+冠(ダイアデムの意)らしいです。
DIADEM NOVA(ダイアデム ノバ)テクノロジー

ベースは下画像の三つのテクノロジー

カーボンにこだわり
素材のカーボンは某日本メーカーの質の高いものを使用。
一説によるとカーボンの質が良いと雑味の少ない打球感になったり、飛びの良さが違うとの事です。
ラケットに張ってあるストリングにボールがヒットしたときの感覚(フィーリング)が正確に手のひらに伝わり、細かな調整がしやすく、ミスが減るなんてこともあるかもしれません。
タッチや感覚は人それぞれで、ストリングによっても変わると思うので何とも言えませんが…w
ぜひ試してみてください。
FSシステムとインパクトシールド

FSシステムとインパクトシールドは写真ではこのような感じです。
実際にラケットを輪切りにしてはいないですが、グリップエンドのキャップを開けると画像のように内部にフレームが設計されて、さらにウレタンフォームが入っています。
このような作り方のラケットは初めてみました。
空洞ではなくフレーム全体をウレタンで荷重しているのにしっかり打てるという事はカーボンが良くないとできないこと。
そしてしっかりした打球感にもかかわらず振動が少ない心地よさはこのシステムの恩恵が大きいと思われます。
その他

ストリングホールがやや大きく設定されています。
インパクト時のストリングの動きに影響を与えます。
DIADEM NOVA(ダイアデム ノバ)使ってみた
実際にプレーしてみました。
ストリングはダイアデムのソルティスパワー125とフラッシュ130

ノバ×ソルティスパワー125
ソルティスは打感硬さはあるものの、ノバに張った時の感触は〇
フレームからくる飛びも良さもあり、ストリングでボールが引っ掛かる感触が強くあります。ギュルギュルとベースが回転系のショットを打つ人には恩恵があり。
回転がかかりやすく、ボールが抜けないのでサーブのコントロールがしやすく感じました。
飛びはそこそこで弾く感じはあまりないのでスイングをガッツリするストローカー向けのセッティングかも
ノバ×フラッシュ130
ストリングでずいぶん印象が違います。
フレームの感触の大枠はストリングが違ってもそんなにズレは無いのですが、全然違う!
単にソルティスが特徴的過ぎるのかもしれません…(他のラケットにソルティスを張るなどで検証予定)
まず打感が柔らかくクリア。ボールを叩きやすい印象
ネットプレーでのボレーの感覚も良いです。
パンッと歯切れの良い心地よさがあります。
個人的に好きなのは、ノバの打感の良さが感じられる多角形ストリングよりもオーソドックスな丸いものが良い気がします。
ただハイパーGなどが良いという方もたくさんいるので今度張って使ってみます。
共通の印象
操作性が良くスペック自体にクセや尖った特徴が無いので、さまざまな人が使いやすく感じるタイプのラケットです。
あっさり風味で、プレーヤーの歩み寄りが比較的簡単だと思います。
ストリングで印象がガラリと変わるため、自分好みに味を変えて使える印象。カスタマイズの幅が広そうなので今後色々試してみます。
ただし張ったストリングが自身のプレーに合わないと「なんじゃこりゃ!?」なんてこともあるので、個人的な評価はストリング込みでしてみてください。
(どんなラケットもだいたいそうか)
打った時の振動の少なさや、打感の良さは感じやすく、操作性も良いです。
スイングウエイトが軽めに設定されそうなので、重量300gオーバー・スイングウエイトの値が大きいものが好みの人はエレベートなのかなと。
まとめ
新ブランドダイアデムの人気の火付け役となったラケットNOVA。
まさに万能で100inch²ラケットを使っているテニス愛好家には試してほしい一本です!
操作性や打球感も気持ちよく、使っていてテンションが上がるので、筆者もスノワートGRINTA100ツアーからの機種変更も考えたくらい魅力的なラケット。
北海道でDIADEMに興味がある方はぜひ、お問い合わせください!

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